昨年は水出しコーヒーの作り方をご紹介しましたが、出来上がりの味の評価がなかったので、今回は新しい水出しの作り方を含めた味の違いについてご紹介します。
ちなみに、新しい水出しコーヒーの抽出方法はYouTubeで知りました(笑)
分量は昨年より少し濃度が高めな800㏄の水に対して40gの粉で試してみます。
当店で水出し用におすすめしていた『インドネシア バリアラビカ神山ハニー🐝』が通関の問題で今後入荷の見通しがつきませんので、『アイスコーヒー用の豆』と『インドネシア クィーンスマトラ』の2種類で「水で蒸らす」「湯で蒸らす」の2パターンの抽出方法でやってみました。
用意したもの
・コーヒーの粉:40g 2種類(市販のお茶パックに詰めたもの)
・水の量:800㏄

①『水で蒸らす』パターン
初めに、コーヒーパックに常温の水を100cc注ぎ、蒸らします。その後に常温の水を700cc注ぎます。
②『湯で蒸らす』パターン
100ccのお湯で蒸らしてから、同じ工程。

一晩冷蔵庫で冷やしてから・・・

飲み比べてみました。

クィーンスマトラの水出しから試飲
①『水で蒸らす』
ホットから作ったアイスコーヒーよりも明らかに苦みが少なく、軽い飲み口で甘みが増しています。クィーンスマトラのフルーティーな味わいが印象的です。
②『湯で蒸らす』
最初の水出しより苦みが増し、味の構成もホットで抽出した味に近くなっています。
アイスコーヒー用の豆の水出しから試飲
①『水で蒸らす』
クィーンスマトラより重い味かと予想していましたが、軽やかでまろやかな飲み口で、一般的な水出しコーヒーの味と香りにできた印象です。
②『湯で蒸らす』
常温の水のより若干の苦みが出て、ホットから抽出して冷やしたアイスコーヒーと常温の水で抽出した水出しのちょうど中間の味のようです。
2種類の豆を2パターンで抽出した違い(まとめ)
①『水で蒸らす』パターンの抽出は、苦みと香気成分量が少なくなる傾向があり、もっと抽出水温が下がってくるとますますこれらが減っていくのではないでしょうか。
②『湯で蒸らす』パターンの方は、成分が早く抽出され、ホットでドリップしたような味と香りに近づくようです。
味の違いは明らかに豆の種類で変わるので、1種類ずつ試していくと自分の好みの味が発見できるとともに、感覚的にコーヒーの抽出がどのようにされるのかがとらえられるトレーニングになるようです。
最後に
少し牛乳を足して飲んでみましたが、常温の水とお湯で蒸らした2つを比較した場合、お湯で蒸らした方がコーヒーのコクが牛乳にまけず合うようです。


