ドリッパーとサーバー

ドリッパーとサーバーについて

どりっぷコーヒーアイキャッチ

ドリッパー

自宅でドリップコーヒーを始める際に必要な器具は、ドリッパー・サーバー・フィルター・ポット・計量スプーンです。

ドリッパーは、コーヒーの粉を入れた紙のフィルターをセットするもので、台形や円錐型、ドリップされたコーヒーの通る穴の数も一つのものや三つのものなど、さまざまです。入れる杯数によって大きさも変わります。

カリタは台形のドリッパーが主流で、雑味が出る前に美味しさだけを引き出す三つ穴式を取り入れています。サイズは、1〜3杯用の101、3〜5杯用の102、4〜7杯用の103、7〜12杯用の104があります。素材も銅製や陶器、ポリカーボネートなどがあります。
紙フィルターのサイズ番号も、お手持ちのドリッパーとサイズを確認して使用します。

ハリオは円錐型のドリッパーが主流で、豆の旨味をしっかりと引き出しながら抽出することができます。サイズは、1〜2杯用の01、1〜4杯用の02、1〜6杯用の03があります。素材は、ポリプロピレン・AS樹脂・銅製・ステンレス・磁器などがあります。
紙のフィルターも、01、02などサイズ番号を確認して使用してください。

ドリッパーの形の違いでコーヒーの味にも影響があるので、ご自分にあったお気に入りの形を探してみてください。

サーバー

氷使用03

サーバーはガラスや陶器・保温できるステンレスのものがありますが、抽出する際にメモリを確認しながら淹れるので、透明のガラス製が淹れやすいでしょう。メモリがないサーバーで淹れる場合は、淹れる杯数分のお湯をあらかじめ準備して湯量を確認しながら抽出するのも良いと思います。

ガラス製や陶器のサーバーは、形やデザインがシンプルなものや、おしゃれな形のもの、ドリッパーと一体になっているものなど、さまざまです。淹れたい杯数に合わせたサーバー、お気に入りのサーバーをお選びください。

フィルター

フィルターは、紙のものが使いやすく後片付けも簡単なのでおすすめです。漂白したものや無漂白などありますが、お好みのものを選んでください。

ペーパーレスのステンレスのフィルターもあります。紙で濾過しないため、コーヒー豆の油分や本来の風味・味がそのまま抽出されます。紙のフィルターとはまた違った味わいを楽しめます。粉の粒がメッシュに詰まるので、ブラシなどで洗浄すると良いでしょう。

ポット

抽出に使用するポットは、必ずしも細口のものでなければならないわけではありません。湯を細く粉に落とせるポットならそれを使用してください。使用する湯温は95〜85度で、沸騰したお湯を抽出に使用するポットに移し替えると適温になります。

淹れる際は腕を上げた状態をキープすることになりますので、女性の方ですと1ℓ以下の軽いものが良いかと思います^^

計量スプーン

計量スプーンは、コーヒーの粉すりきりで10〜12g計ることができます。カリタの場合は10g、ハリオだと12gです。もちろん豆の状態で計量してミルで砕いてもよいです。